3月例会:夏休みに{小・中学生向け朗読講座}案・{断腸亭―偏奇館炎上}・CD朗読あり

更新日:2024/03/19
掲載日:2024/03/20

3月例会は3/8(金)午前、市民会館会議室で開かれました。朝方、ボタン雪が舞い、とてもムリかな!のとまどい模様でした。それでも、近くの根本からの見学者もあり、14人の参加でした。   *4月例会:4/12金・市民会館、5月例会:5/10金・市民会館、6/14金・勤労会館です。

 議題として、{学校の夏休みの頃に、小学生の親子にむけて、「読み聞かせではなく、朗読の経験ができる講座を開いたら!”」という提案がありました。小一時間、意見を出し合いました。    ●”読み聞かせと朗読とは、どうちがうんですか?”。”朗読は、作品を語り手が解釈して、表現していくのよ!”。●”親子に限定しちゃうと、中学生は来ないよね!”、”できれば、不登校のような子供さんや、中学生にもきてもらえる機会にしたい!”。   ●”教材は、何にするんですか?”、「セロ弾きのゴーシェ」とか「よだかの星」ですかね!”。●”一回だけ、2時間だけのこと?”、●”会場の場所はどこに?アテがありますか?”、”青少年会館とか女性センターとか、図書館関係の読書センターが考えられる!” 、●”参加の募集を広報をしていくには、原稿の締め切り日もあるでしょう?、夏休みに開くとすると、いつぐらいまでかしら?”、etc.。会員の日頃の朗読関係の情報が出し合われ、成人向けの朗読会は何回か経験がある中、小学生親子・中学生向けの朗読講座は初めてのこと。さらに、実現への会場の手配が第一!、人数、募集広報、内容、協力をさらにすすめていくことへ。

 残りの1時間、cd朗読試聴は室生犀星の『少年時代』の一節や、T会員による永井荷風『断腸亭日乗』―偏奇館炎上(昭和20年3月9日)の朗読、m会員の早口言葉「外郎(ういろう)売り口上」などの発表もありました。ー天気快晴、夜半空襲あり、翌曉四時わが偏奇館焼亡す、火は初長垂坂中程より起こり西北の風にあふられ忽市兵衛町二丁目表通りに延焼す、余は枕元の窓火花を受けてあかるくなり隣人の叫ぶ声たヾならぬに驚き日誌及草稿を入れたる手革包を提げて庭に出でたり、谷町辺にも火の手の上るを見る、又遠く北方の空にも火花の反映するあり、火星は烈風に舞ひ粉ゝとして庭上に落つ、余は四方を顧望し到底禍をの免るゝこと能はざるべきを思ひ、―。}『断腸亭日乗』

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