12月例会発表に俊太郎追悼・高群逸枝など―1月例会”ランチ/発表会”を予定、1/10金『ひよし』

更新日:2025/01/20
掲載日:2024/12/20

冷たい風が松戸にも吹いている12月例会でした。12/13金・勤労会館に16人の参加、お一人は見学者。市内千駄堀にお住まいで、”数年前から、自分の幼児に絵本を読み聞かせしているうちに、朗読に関心を持った。当会の活動のことは市報の切り抜きをとってあった!”とのお話。”次回からは、会員として、朗読もします!”と、若若しい溌剌な自己紹介でした。

 12月例会は、高野新代表からの向こう一年間の行事確認へ。隔月のCD鑑賞による読書感想や毎月の朗読発表。5月の屋外輪読会{5/9、金、戸定邸(とじょうてい)にある松雲亭(しょううんてい)利用}、10月の市民参加も含め朗読体験会{10/10、金、南花島の古民家}です。リサイクル本は、初めて、漫画本『三国志』の提供もありましたが、希望者はなく、中央図書館のリサイクルコーナーへ移管しました。発声練習「あいうえおにぎり」(ねじめ正一)の声出しのあと、各自からの自主発表がありました。

故・谷川俊太郎さんを偲んで、詩『生きる』の一節{―生きているということ…のどがかわく、くしゃみをする、いま地球が回っているということ…}―(沼)。中島敦の『名人伝』も読まれる。

『おにぎりをもらったサンタ』{眠ってしまいました。翌朝、雪の上にはそりの跡と動物の足跡がありました。…よかったね、サンタさんはきたんだ。…}ー(小)。

●レーチェル・カーソン。アメリカの女性生物学者(1964年没)。環境問題の告発者『戦争ワンダー』『沈黙の春』{子どもたちの世界は、新鮮に満ちあふれています…大人になると直感・感動がにぶらせてしまいます。感性を失ってしまいます。…}(林)。

エッセイ『街頭易者』マルセ太郎―{…手相のことなんて本も読んだことはない。座興である。それでも、ふたつだけは必ず当たる。その一つは、もっともらしく手を見て、「ああ、いかんな。君は惚れちゃいけない人に惚れてるな」…}(松)。

エッセイ・向田邦子『うさぎとかめ』ーペルー・リマでの大晦日から正月の光景。{…大みそかは、一斉に窓から紙・書類を路上へ捨てあう。日本のような一家心中のようなことはない。…アマゾンの白うさぎは…}(名)。

新聞・谷川俊太郎さんへの追悼文から―{その目は輝いていた。固有の言葉。…森羅万象、道端の花のように、…かりそめの恍惚のように…己の命をあるがままに生きている。…}(杉)。

高群逸枝・女性史研究家(1964年没)の著書から。『娘巡礼記』。{婚姻形態は歴史的に変わっていくものだ。…再生をめざして四国八十八カ所の巡礼へ。…海が見える。…雨は大粒になっていく。…}ー(高)。
宮沢賢治の著書から方言の入った作品の朗読でした―(藤)。”宮沢賢治の作品を朗読する会で、発表会を続けています。花巻の方言がむつかしい。なのに、花巻の人たちの前で朗読することもある!”との前置きがありました。 

*次回は1/10・金・市民劇場・10時~です。午後は昼食ランチの発表続きです。

%e6%9c%97%e8%aa%ad%e5%8e%9f%e7%a8%bf%e6%b0%b4%e5%85%83%e8%8a%9d%e7%94%9f
%e7%b4%85%e8%91%89%e3%81%91%e3%82%84%e3%81%8d%e6%b0%b4%e5%85%83
%e6%b8%a1%e3%82%8a%e9%b3%a5%e6%b0%b4%e9%9d%a2%e6%b0%b4%e5%85%83
M%e4%bc%9a%e5%a0%b424%e5%b9%b4%ef%bc%91%ef%bc%90%e6%9c%88