NPO法人　フードバンク松阪は、設立時（2018年12月）、4世帯への物資お届けから始まったフードバンク活動ですが、昨今の厳しい経済状況のもと、日々の食料にもこと欠く人たちが増え、今、物資のお届け先は70世帯超（2023年8月）となっています。
一方、ご寄贈いただく物資は激減。それでも、心ある方々のご支援のおかげで、私たちは行政から一切の援助を受けることなく、何とか活動を続けてくることができました。
皆さまのあたたかいご支援に、心より感謝申し上げます。
 
 
◆フードバンクとは◆
まだ食べられるにも関わらず、捨てられてしまう食品を、必要な人にお届けする機関です。
みなさん、まだ食べられるのに、捨てられてしまう食品って、どのくらいあると思いますか？
農林水産省の発表によると、日本の食品ロス量は2018年度で643万トン。
これは、国民一人あたり、毎日お茶碗１杯分の量の食品に相当します。
余分に食品を買い、食べないからとそのまま捨てて、
お金をかけて、ゴミとして処分しているのが、現状です。
それはあまりにも、"もったいない"と思いませんか。
それなら、捨てる前に、フードバンクにお譲りいただいて、必要としている人に
お譲りするのはどうでしょう？
"もったいない"から、"ありがとう"へつなげる活動、それがフードバンクです。

原則として、生活困窮者の支援を目的とした食品提供活動です。
高齢者、失業者、貧困生活者、ひとり親家庭、児童、被災者その他生活の困窮等により支援を必要とする人々への援助のため、援助を目的とする団体または直接個人に対して提供します。
受け取った食品の転売、金銭その他の有価物、役務との交換はしないようにお願いしています。

◆ご寄贈　－制限はありません。
◆利用申込－個別に面接させていただきます。
 
【支援の流れ】
 
（1）面談
必要な人数や必要な食品の種類など、今後の支援に必要な事柄を直接お会いしてお話ししていただきます。
合意の上、登録票の提出をしていただいてから提供開始となります。
 
（2）食品の受け取り
原則、月一回の定例会の後、会員が直接配送します。
また、直接ご来所いただける場合は、事前連絡が必要となります。
緊急支援、遠方での受け取りなど、可能な範囲で対応しますので、ご相談ください。