12月報告:{ひがまつテラス・新図書館}オープン・12月例会報告・1月は1/14(金)市民劇場です

更新日:2022/12/21
掲載日:2021/12/20

 12月こんどはオミクロンというコロナ感染が国内でも拡大しそうです。3回目の接種が叫ばれ出してきました。
 松戸市内で初めての"地域館型"の複合施設『ひがまつテラス』が12/19(日)オープンしました。3日目にチャリンコで、松戸駅から東松戸駅へ谷/丘越えて行ってみてきました。武蔵野線と北総線の交錯する東松戸駅近く(東松戸2丁目―14)にありました。とくに周辺には標識がないので、初めての方には迷う所です。さすがに"新しい図書館"という雰囲気でした。駐車場があります。
  ◇二階建て。1階、25メートルプール3個分?の図書室は、開放感と明るさいっぱいでした。入ってすぐに、幼児向けのコーナーが広がり、右側から"ヤングアダルトコーナー"、まんなか辺りに郷土史など。奥には、専門書・小説。まだ、書棚には半分程度。一番奥には、20席ほどの"サイレントルーム"という受験生向き?の部屋があり、ほぼ埋まってました。県立西部図書館ほどの専門書があるではなし、浦安中央図書館のような周囲に樹木・芝生があるでなし、台東区立生涯センター図書館のような豊富な書棚ではなし、と比較は酷かも!。座席はフリーではなく、一回2時間の"閲覧席利用券"を申し出る。二階には青少年プラザと支所の事務所でした。東松戸駅周辺の住民にとっては、ひとつの、こころ休まる場所にはなることでしょう。
  ◇12月例会は12/10金・午前、勤労会館会議室で開きました。会計報告のあと、CD鑑賞『檸檬(れもん)』(梶井基次郎)では、京都・本屋丸善の書店内に、一個のレモンを爆弾のように放置した作者。一瞬、現実を忘れる行為と、再び、憂鬱の気分へ。31歳で亡くなった作者の耽美的な文章への感想がでました。
  ◇各自の発表のあと、1月例会は、1/14(金)市民劇場会議室10:00~、『歯型』を特別講座として須藤美智子先生の朗読発表とすることで解散しました。
  ◇以下、12月例会の自主発表の内容です。
◍『走れメロス』太宰治:友人との信頼を裏切らなように必死でもどるメロス。太宰にはめずらしい明るい内容だ。(藤)
◍『鼻』芥川龍之介:中学校の教科書に載った思い出も。"傍観者の利己主義"を説明に加えました。(林)
◍『ふたりの小町』戯曲:閻魔大王の使いに、小町は"わたしは少将の子種を宿しているのですよ"と言いきる。(須)
◍『檸檬』梶井基次郎:講座のCDに負けないよう、{いったい私はあの檸檬が好きだ。レモン…}(健)
◍『破獄』吉村昭:ジングルベルが聞こえて来た、仮釈放間近い囚人の工藤は、なかなか戻ってこなかった。(瀬)
◍{きょう、あなたは空をみましたか}詩・長田弘:最初の質問。星くずがある…空っぽのベッド…美しい夢がある。(杉)
  *ご興味のある方は、直接、お出でくださってもお待ちしてます!(3分ほどでも、何か、読み上げてください!!)。

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