講演会報告:郷土玩具―動くおもちゃと動かすおもちゃ、山田尚彦学芸員 8/20日

更新日:2023/10/25
掲載日:2023/08/20

 現在開催中の市立博物館での『伝統こけしと郷土玩具展』は8/27日までです。個人から寄贈された郷土の玩具・おもちゃ2500点のうち、東北六県の玩具・こけしを展示しています。担当された山田尚彦(やまだ・なおひこ)学芸員は、もともと民俗学・文化人類学・歴史社会学と幅広い分野の専門家です。

 8/20・日曜、講堂で『からくりおもちゃ―動くおもちゃと動かすおもちゃ』という講演会でした。小学4年生の親子連れなど、伝統玩具に興味ある方20数名が、映像や実際のおもちゃに触れたりして、暑さのひとときを過ごしました。

 映像では、高山祭の3台のからくり人形の山車、名古屋東照宮の{茶運びぜんまい人形}の紹介。郷土玩具のうち、ばね、板バネ、竹や歯車の仕掛けなどで、動かす面白いおもちゃ類でした。友の会でもコロナ禍前には『パタパタ』・『からくり屏風』などのつくり方講座もありました。浅草・仲見世『助六』店では、動くおもちゃも扱ってるそうです。

 年7回、当会と学芸員との共催講演会があります。5月の『土器の古さの測り方』西村広経学芸員に続いて、今回2回目として、山田学芸員からの講演会でした。次回は、10/29日、『”文書”でもふりかえる松戸の近現代(仮)』林幸太郎学芸員です。

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