著書紹介:『松戸の江戸時代を知る』スタート{小金町と周辺の村々}渡辺尚志・館長 №555.
松戸の歴史を知りたい!となると、ネットで調べてみるか?、「図書館の郷土史コーナー」か「市立博物館」に行ってみるか!と、なるでしょう。お気に召す本や資料がみつかりましたか?。ここに、身近な先生が、最新の{松戸の歴史を語る}ことに登場されました。 『松戸の江戸時代を知る➀小金町と周辺の村々』渡辺尚志著・たけしま出版・2023/2刊、1000円(税別)―ブックレッドスタイルの90頁、図表・写真入り。地元の方にはおすすめでしょう!。 ▼ ◇ ◇ ▼ ◆著者の紹介―22年4月から松戸市立博物館館長に就任された渡辺尚志先生が『松戸の江戸時代を知る』というシリーズ本をスタートされました。今年、市立博物館は30周年を迎えます。リニューアルの計画もすすめられておりますが、ご自分の研究分野・近世時代の発表や、友の会での講演会や見学会にも意欲的にご協力をいただいています。”歯切れよく、わかりやすく、親しみのある館長さん!”と、喜ばれてます。 ◎内容―今回は、『小金町(こがねまち)と周辺の村々』という書名です。松戸市内の常磐線北小金駅を南北にはさんだ地域の江戸時代の話です。北には、桜・あじさい・五重塔の本土寺(ほんどじ)、西には戦国時代の高城(たかぎ)氏の本拠跡があり、南は、枝垂れ桜・紅葉・仁王門の東漸寺(とうぜんじ)があります。宿場町で栄えました。どんな生活があったのでしょうか? ◎目次から―一章 江戸時代の村と町についての基礎知識―大河テレビ{どうする家康}が始まってます。その家康から後の江戸時代の、松戸のお話。百姓の時代とは? 二章 江戸時代の交通制度と小金町―宿場町とは、どういう町ったのでしょう?いくらくらいで泊まれた?。荷物の多い時は? 三章 小金町と助郷村々との対立―助郷(すけごう)。小金町は近隣の村々から、人・馬の応援を受けていたが、幕府からの義務だった。その報酬は? 4章 助郷村々相互の関係―応援をする側も負担が重くなってきた、どうしたか?。高柳村、八ヶ崎村、幸谷村はどうしたのだろうか? 5章 小金町と農業―現在の新松戸地域は、江戸時代、江戸川の河川や沼の湿地帯でした。丘陵の原野地・小金原とともに、開墾がすすめられました。土地争いも起ったり、紛争ごともありました。小金町、古ヶ崎村、伝兵衛新田、馬橋村などでの紛争例を紹介。 以下略 *当「まつどまなびぃネット」22年9/18付け{講演会報告:江戸時代の小金宿とその周辺―渡辺尚志館長終わる}をご参照ください。 |