「子ども米づくり」パネル発表会:田お起し~美味しい炊きご飯まで 1/26(日)
『親子米づくり教室』の年間の体験発表会が、1/26(日)午後から、博物館で行われました。この日、9人の小学生が、年間の田お起し・代掻き・田植え・草取り・案山子づくり・稲刈り・脱穀・竈(かま)炊きそして食事会までの体験を、分担して発表しました。 ”第18期生”になる平成6年度の年間行事として、博物館主催と友の会ボランティアの協力事業でした。二回の発表会には、年間行事に一緒に参加された保護者、友の会会員、企画展見学者など延べ100人が参加し、説明を聞きつつ、質問をしたりしました。博物館のリニューアルも予定されていますが、ことし春からも、新年度の募集・開催の予定だそうです。 以下は、平松担当講師(”ムカシの小学生”と云って!)の司会のもと、「子ども学芸員」からの体験発表です! ●お米づくりの最初に、”田(た)お起(こ)し”という”大事な役”があることを知りました。2キロぐらいの重たい、「マンノウ」という土を掘る4つの歯のある道具を使いました。これです!。腰が痛くなってきましたが、平たく土をならす「エブリ」で、きれいにしていきました。出来上がったご飯は、三杯食べました。(4年生) ●伝えたいことは、”なんで草取りをするのか”ということです。”雑草に稲への養分がとられてしまう”からです。田んぼには、”20㎝くらのカメやアメンボ、エビの生き物がたくさんいました”。(4年生) ●説明したいことは二つあります、”なんでカカシ(案山子)が田んぼにおいてあるのか?”ということと、”どうやって、カカシをつくっていくのか?”ということです。楽しかったことは、カカシに名前をつけるときでした。 ●稲刈りの時は、暑かったです。刈った稲を干していきました。一番たいへんな作業でした。天日(てんぴ)干し、かさがけ(笠懸)によって、刈り取ったお米が、とてもおいしくなることを知りました。(6年生) ●「だっこくき(脱穀機)」を足で踏みながら、イネを、ワラともみを分けていくのが脱こくです。そして、「とうみ(唐箕)」という中国からの道具で、もみとゴミを分けます。ほこりがまうので、”かならず、マスクをしてください!”。いまでは、コンバインになってます。疲れましたが、楽しかったです。(二人から) ●カマタキを「4コマまんが」で、説明します。「火吹き竹」の小さい穴から空気を入れました。火やけむりにあいました。いつもより、おいしいご飯でした。(4年生) etc. |