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地域情報 / ケアマネが見つけた地域資源
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情報更新日 : 2018/07/11 09:00

第12回 マギーズ東京(東京都江東区)

このコラムのテーマは地域資源の紹介。介護保険制度にとらわれず、介護や暮らしの役に立つ、ちょっとユニークな取り組みをケアマネジャーの視点で紹介していきます。


今回は東京都江東区にある、がん患者とその家族・友人たちための無料相談施設「マギーズ東京」に伺い、センター長・共同代表理事の秋山正子さんに話を聞いてきました。


マギーズ東京は2016年10月にオープンした、がんになった人とその周囲の人たちが、無料・予約なしで気軽に相談や話ができる施設です。医療知識のある友人のような看護師、心理士・保健師・栄養士などが話を聞き、一緒に考え、自分の力を取り戻すサポートをします。キッチンや自然を感じられる庭がある、病院でも自宅でもない第二の我が家のような居場所になるよう、建物や調度品など、環境にもさまざまな工夫がされています。


マギーズセンターは、1996年にイギリスで誕生しました。「がんの治療中であっても、患者でなく一人の人間としてほっと自分を取り戻せるような家庭的な場と、医療的知識のある友人のような看護職・心理職によるサポートがほしい」というがん治療中の造園家、マギー・ジェンクスさんの願いを、担当看護師のローラ・リーさんと夫で建築評論家のチャールズ・ジェンクスさんが受け止め、形にしたのが最初です。以後、イギリスで20カ所以上、香港、東京へと広がっています。

日本にもマギーズセンターのような施設がほしいと思った秋山さんは、2011年にマギーズを手本にした「暮らしの保健室」を東京都新宿区に開設しました。その後、2014年に現共同代表理事の鈴木美穂さんに出会うことでマギーズ東京開設のプロジェクトが始まりました。


2016年10月の開設から2018年6月までの来訪者が10,000人の方がマギーズ東京を訪れています。がんの経験者、ご家族、友人、専門職、建築関係の方などが訪れるとのこと。

以前、ケアマネジャーが乳がんの手術に悩む利用者様をお連れしたことがあったそうです。その方はマギーズ東京のスタッフと話をしたあとに、偶然訪れていた乳がん手術後の方と話をして意気投合。その後手術を決断されたそうです。こうした人と人とのつながりができる場所なのですね。


無料・予約なしの相談のほか、リラクゼーションや食事などのグループプログラムも用意されています。また、マギーズ東京独自のボランティア養成講座も行っているそうです。最近では、江東区の事業として月1回18時~20時にオープンする「ナイトマギーズ」を始めたそうです。詳しい情報はマギーズ東京のホームページを参照してください。

 

 

「マギーズ東京」

 月曜日~金曜日の平日10時~16時(祝日休)

 週末見学会(オープンマギーズ)月1回土曜日13時~16時

〒135-0061

東京都江東区豊洲6-4-18

TEL:03-3520-9913

FAX:03-3520-9914

URL:https://maggiestokyo.org/

 


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マギーズ東京の外観


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センター長・共同代表理事の秋山正子さん


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リビングテーブルは樹齢300年の木材を使用している


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本棟の別室。座るとちょうどリビングにいる人だけが見えなくなる。


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別棟のデザイナーズチェア。調度品は寄付やデザイナーの好意でのレンタルが主。

 

 

森岡 真也

解説者

森岡 真也

もりおか しんや

株式会社モテギ 新宿ケアセンター長

モテギケアプランニング新宿 管理者

一般社団法人つどいの駅 副理事長

ケアマネジャーネットワーク新宿連絡会 副代表

主任介護支援専門員・社会福祉士