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地域情報 / ケアマネが見つけた地域資源
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情報更新日 : 2018/06/13 09:00

第11回 ぐるんとびー駒寄(神奈川県藤沢市)

このコラムのテーマは地域資源の紹介。介護保険制度にとらわれず、介護や暮らしの役に立つ、ちょっとユニークな取り組みをケアマネジャーの視点で紹介していきます。

 

今回は、神奈川県藤沢市で小規模多機能型居宅介護事業所を中心に地域を巻き込んだ活動をしている「ぐるんとびー」の取り組みを紹介させてもらいます。代表の菅原健介さんに話を聞いてきました。


菅原さんは理学療法士。東日本大震災後にキャンナスコーディネーターとして活動に関わったことが、その後の活動の契機となったそうです。震災後の被災地支援の際、行政や専門分野毎の団体活動がバラバラで、支援しきれなかった部分があったとのこと。行政や専門職という枠を取り払った活動が必要だったそうです。また、地域住民の孤立化や分断化といった問題が気になったそうです。


そこで地域の多種多様な人々で、連帯感をもったコミュニティー作りをすることを目指して、平成27年に日本初のUR団地のひと部屋を利用した小規模多機能型居宅介護事業所である、定員29名の「ぐるんとびー駒寄」を立ち上げました。


小規模多機能型居宅介護は、通所を中心に、利用者の選択に応じて訪問サービスや宿泊サービスを組み合わせた多機能なサービスを提供する介護保険サービスです。ぐるんとびー駒寄の小規模多機能型居宅介護としての活動もぜひ紹介したいところですが、このコラムでは地域を巻き込んだ活動としての「ぐるんとびー」を紹介したいと思います。


ぐるんとびー駒寄の入っているUR団地は約260世帯、高齢化率約70%の団地です。ぐるんとびー駒寄が入ったことで、様々な地域の変化が起こりました。まずはぐるんとびー駒寄の利用を望んで、9名の方が団地に引っ越しをされてきました。また、働き手として10名以上の若者が引っ越してきて、自治会等でも活躍するようになりました。団地内に専門性を持った人が住むことで、身近な医療・介護相談が日常的にできるようになり、ぐるんとびー駒寄が保健室としての機能を果たすようになってきています。直近では、学生やスタッフと高齢者がルームシェアをする「ぐるんとルームシェア」をはじめました。また、団地近隣に訪問看護ステーションを立ち上げ、地域の医療的なニーズにも対応できるようにしました。今後は、子ども食堂や御用聞きを取り入れていきたいそうです。


これから地域で行いたい活動は多岐にわたると菅原さんは話します(写真⑤参照)。藤沢市での実践的な活動をもとに、今後は全国どこででもできる実践方法についても考えていきたいそうです。


これからの菅原さんに注目です。

 

株式会社ぐるんとびー

「ぐるんとびー駒寄(小規模多機能ホーム)」

〒251-0861

神奈川県藤沢市大庭5682-6

パークサイド駒寄3-612

TEL:0466-54-7006

 

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写真① 菅原さんご夫婦

 

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写真② ぐるんとびー駒寄の入るUR団地

 

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写真③ ぐるんとびー駒寄

 

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写真④ ぐるんとびー駒寄

 

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写真⑤ ぐるんとびーの地域構想

 

 

森岡 真也

解説者

森岡 真也

もりおか しんや

株式会社モテギ 新宿ケアセンター長

モテギケアプランニング新宿 管理者

一般社団法人つどいの駅 副理事長

ケアマネジャーネットワーク新宿連絡会 副代表

主任介護支援専門員・社会福祉士