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食(食べる) / 口腔ケア
2人
役に立った!
情報更新日 : 2018/01/11 09:00

高齢者にとって口腔ケアは重要!

体力や抵抗力が低下している高齢者にとって、口腔内の不潔や口腔機能の低下は、誤嚥性肺炎や低栄養の原因になるだけでなく、食べたいものが食べられない、うまく話すことができないなど日常生活に大きな影響があります。

全身の機能の衰えや障害があったりすると、自分で口腔内の環境を整えることが難しくなってきます。身近にいるご家族や介護にかかわる人が、口腔の健康に気づかうことやケアマネジャーが口腔の健康状態のアセスメントをしっかりすることが求められます。

口腔ケアとは?

  • 口の中を清潔にするケア

口の中の清潔を保つには、うがいや歯みがきだけでは十分でありません。舌や口腔粘膜の清掃、入れ歯の清掃も大切です。

口の中を清潔に保つことは簡単なように見えてもなかなか難しいようです。そこで、日常的なケアに加えて専門的な口腔ケアが必要になってきます。また、病気や障害があり、自分ではきれいにみがけない人や全くみがけない人に対しては介護者が行いますが、全身の状態や口腔内の状況に合った口腔清掃が必要になりますので、専門職による指導を受けて行うようにすると良いでしょう。

介護職が行える口腔ケアの範囲 イラスト提供:いらすとや
 

  • 口腔機能の維持・回復をするケア

食べ物を噛んで飲み込むまでには、舌や口腔内、口の周りの筋肉を使います。加齢とともに全身の筋力が低下してくると、口の筋肉も低下してきますので、日頃から口の機能を鍛えておくことが大切です。

口腔のリハビリには、舌や口の周りの筋肉を鍛える訓練や、唾液の分泌を促す唾液腺マッサージなどがありますが、会話をすることや歌を歌うことで発声することもリハビリになります。
 

口腔ケアの種類

口腔ケアの目的と効果

口腔ケアは、口の中の健康だけでなく全身を健康にすることにあります。口からおいしく安全に食べることや家族や友人と楽しい会話ができることは、心身が健康であるためにはとても大切です。

口腔ケアは、むし歯や歯周病の予防だけでなく、運動機能の改善にも効果があり、また、近年の研究では、心臓病や糖尿病、認知症にも関係があり、その予防にも効果があることがわかってきています。

口腔ケアは、高齢者が健康で、より良い生活を送るためには欠かせないケアです。
 

口腔ケアの効果イラスト提供:いらすとや

 

 

千羽 富紀子

解説者

千羽 富紀子

ちば ふきこ

主任介護支援専門員・歯科衛生士

歯科衛生士として、財団法人ライオン歯科衛生研究所、東京都中央区日本橋保健所の勤務を経て、介護保険がスタートした平成12年からは介護支援専門員の実務に携わる。平成21年からは、地域包括支援センターにおいて、センター長及び主任介護支援専門員として勤務し、介護予防教室、特に口腔機能向上の啓発に取り組む。また、実務経験を活かし、口腔ケアに関するわかりやすい冊子や介護職向けのDVD 「知っておきたい口腔ケアの基本」の作成、知っておきたい「口腔ケアの働きとケア」、また、高齢者が使いやすい歯ブラシの開発にも携わっている。

著書;知っておきたい口腔の働きとケア   共著 金沢紀子・千羽富紀子
企画・編集;一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会  発行 平成29年2月14日